FXのハイレバレッジが危険と言われる理由を徹底解剖!

FXの最大にして最強の武器であるレバレッジ。

少ない資金で大きな取引ができるハイレバレッジは魅力的ですが、その反面多くの人がネガティブなイメージを抱いているのも事実です。

本当にハイレバレッジ は危険なのでしょうか?

結論を述べると、ハイレバレッジは全く危険ではありません。

この記事ではハイレバレッジが危険と呼ばれる理由を、中学生でも理解できるように分かりやすく解説します。

読み終わる頃にはハイレバレッジのリスクを正しく理解していることでしょう。

ハイレバレッジ について知りたい方は、こちらの記事もオススメです

レバレッジってなんだっけ?

本題に入る前に、念のためレバレッジについて説明します。

レバレッジを一言で表すと、小資金で多額の取引を行うことです。

例えば、1ドル=100円の時に100万円の資金で購入できる米ドルは、当然ながら同価値の1万ドルですね。

しかし、同じ100万円の資金でも25倍のレバレッジを利用すると、25万ドルのアメリカ通貨を持つことができます。

このように、レバレッジは手元の資金より大きな金額の取引ができるものと認識していただければOKです!

では早速、ハイレバレッジが危険と認識されている理由を説明していきます。

ハイレバレッジが危険と言われるワケ!

一般的にハイレバレッジ=危険と言われている理由を考えてみましょう。

多くの方がこのように考えているのではないでしょうか?

「ハイレバレッジ取引で損を出した場合、資金が一瞬にして無くなって借金を背負ってしまうのではないか?」

つまり、入金した金額以上の損失を被ってしまうということですね。確かにこれは最悪のケースといえるでしょう。

しかし、なぜそうなってしまうのかを理解すれば全く怖いものではありません。

それでは、FXのハイレバレッジトレードで借金を作ってしまう理由を解説した上で、具体的な対策を紹介していきます。

FXで借金しないためには?!

ハイレバレッジトレードで大損・借金が発生してしまうパターンは基本的に二つあります。

①ロスカットが間に合わずに追証が発生してしまう。

②一瞬にして資金が無くなる

それぞれの理由と対策について詳しく解説していきますね!

まずは前提としてロスカット制度について理解しましょう。

ロスカット制度はユーザーの資産を守るための仕組みで、一定のマイナスが発生すると強制的にポジションを決済されます。

例えば、4万円の資金でレバレッジをかけて10万円分の取引をしたとしましょう。

不本意にも3万円の損失を出してしまった場合、自動的に決済して一定の資金を守ってくれます。

この場合、確かに3万円は失いますが1万円の資金は残るためそれ以上のマイナスになることはないですよね!

もしロスカットされなかった場合、残りの1万円も無くなっていたかもしれません。

このロスカットシステムのおかげで、入金した金額以上の損失がFXで発生してしまう可能性は基本的に低いと言ってもいいでしょう。

それではいよいよ、ハイレバレッジトレードで大損して借金まで作ってしまう理由・対策について解説していきます。

①海外FX業者を利用する!

FXでは、投資した資金以上の損失が発生し、資産がマイナスの状態になった時に追加で入金しなければいけないお金のことを追証と呼びます。

ロスカットは自動で行っているため、アクセスが集中したりあまりにも急な暴落が発生するとシステムが上手く作動しない可能性もあります。

その際にロスカットが間に合わずに資金以上の損失を出してしまい、追証を求められるトレーダーが少なくありません。

最近では2015年にスイスフランが暴落した際、多くの投資家がFX業者より追証を求められました。

また、基本的にFXは土日に取引を行うことはできません。

土日に大事件や政治経済に関する大きなイベントが発生した場合、金曜夜の終値と月曜朝の始値に大きなギャップが生じることがあります。この場合もロスカットは作動しません。

 では追証を避けて最悪の場合でも自己資金がマイナスにならないようするにはどうしたらよいでしょうか?

追証を避けるためにはどうすればいい!?

海外FX業者を利用する!!

シンプルですが非常に強力な対策です。

なぜなら、海外FX業者には「ゼロカット制度」という仕組みが導入されているからです。

ゼロカット制度とは、ロスカットが間に合わず追証が発生した際に損失分をFX業者が負担してくれるサービスのことです。

例えば相場の大暴落があり、ロスカットが遅れてあなたに100万円の追証が発生したとしましょう。

ゼロカット制度なしの国内業者であれば、もちろん100万円はあなたが支払わなければいけません。

一方、海外FXを利用していた場合、ゼロカット制度により自己資金以上の損失はFX業者が負担してくれるためその100万円の支払い義務は発生しません。±0円からの再スタートとなります。

さらに初心者のうちは、土日での相場急変に備えて金曜日に全てのポジションを決済するのが無難でしょう。

では次に、ハイレバレッジ取引で一瞬にして資金が無くなってしまう原因と対策について解説します。

ゼロカットについて詳しく説明している記事はこちら!

②取引スタイルを見直す

ハイレバレッジは資金効率が非常に良く、元手が10倍、100倍になることも往々にしてあります。当然100万円儲かる可能性があるということは100万円損する可能性があるということを忘れてはいけません。

FXの場合はロスカット制度があるため元本以上の負債を抱えることは多くないですが、その分一回でもロスカットのボーダーを割ってしまうと一気に資金が減少してしまいます。

特に少ない資金でハイレバレッジ取引をしている場合、わずかな値動きでロスカットに遭うため、ハイレバレッジ=資金がすぐに無くなるというイメージを抱いているのだと思います。

ではハイレバレッジ取引で一気に資金を失わないためにはどうしたらよいでしょうか?

資金を一気に減らさないための対策

・証拠金を少なくする

・レバレッジを抑える

・ストップ注文を使う

こちらには様々な対策があります。一番目の「証拠金を少なくする」に関してはそのままの通りです。ロスカットやゼロカットがあるといっても、資金が減るのには変わりありません。特に初心者のうちは

「貯金を全部FXに!」なんてことはせず余裕を持ってFXを楽しみましょう。

二番目の「レバレッジを抑える」ですが、何も設定できる最大限までレバレッジを引き上げることがハイレバレッジトレードではありません。

海外FX業者では最大1000倍のレバレッジをかけることができますが、少ない資金で1000倍ものレバレッジをかけるとわずかな値動きで即ロスカットとなってしまいます。

自分がいくらまでの損なら許容できるのかを認識してからレバレッジを設定しましょう。

最後に紹介したい対策は「ストップ注文を使う」です。

ストップ注文とは、「これぐらいの損失が出る前に決済してね」というものです。

ロスカットよりも確実に損失を抑えることができます。

例えば、3万円でストップ注文を設定した場合、損失が3万円になった瞬間に自動で決算してくれます。いわば「セルフロスカット」でしょう。

これはハイレバレッジ 取引に限らず、ポジションを持つたびに設定するクセをつけてください。予期せぬ損失を防ぐことができ、より安定的な運用が可能となります。

以上の通り、ハイレバレッジ取引にもリスクを回避する方法はたくさんあります。これらを上手く活用して、より少ないリスクで資金効率が良いハイレバレッジトレードを続けていくことが可能です。

まとめ

FXでの大損失・借金をしないための対策について説明しました!

まとめると、

まとめ

・ゼロカットがある海外FX業者を利用する

・金曜日に全てのポジションを決済する

・少額の資金で高すぎるレバレッジを設定しない / 初めからある程度の資金を用意する

・ストップ注文を利用する

今回の記事を読んで、ハイレバレッジでの取引は危険なものではないと理解していただけたでしょうか?

イメージや噂に惑わされずに知識を身に付け、正しいリスク管理をすれば資産を増やす強力な一手になってくれることは間違いありません。

実際にハイレバレッジで運用する場合は、ゼロカットがある海外FX業者の利用を強くおすすめします。それでは素敵なFXライフを!

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